活性酸素という言葉は、テレビなどで少なからず耳にしたことがあると思いますが、この活性酸素は適量であれば身体にとってとても良いものになるのですが、時にその量が大幅に超えてしまうと身体にとってとても悪いものになってしまいます。人間が「呼吸」をして生活をしている限り、この活性酸素を防ごうと思っても防げないものであります。



 「活性酸素」とは酸素の中でも特に
「酸化力が強い酸素」のことをいいます。人間にとって「酸素」は生命維持をしていく上で欠くことのできない大切なものですが、「活性酸素」は呼吸を通して、酸素を消費する過程でたえず生成されています。

 日常生活において常に様々な細菌やウィルスといった病原菌が体内へ侵入してきます。しかし、私たち人間には持って生まれた防御システムが備わっているため、私たちを守ってくれます。これが「免疫力」であります。
※白血球は外から進入してくる病原菌を「活性酸素」の力を借りて撃退するのです。このように「活性酸素」は適量であれば私たちの身を守る強力な武器として役立ってくれます

 体を病原菌から守ってくれる一方、過剰に発生した「活性酸素」は、私たちの体をさびさせ、さまざまな弊害を引き起こすことがわかっています。なんと、
200以上もの病気が「活性酸素」と深い関わりがあると言われています。ガンや心疾患、糖尿病においては90%が「活性酸素」が原因ということもわかってきました。(残りの10%はウィルスによるものと言われています)

【活性酸素による病気の例】
ガン、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、老化、アトピー性皮膚炎、花粉症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、生理不順、子宮筋腫、脂肪肝、リウマチ、白内障、小児喘息、てんかんなど。

 「活性酸素」は生きていく上で、必ず発生(生成)されるものであり、適量の「活性酸素」は病原菌から身体を守ってくれる大切な役割を持っています。その一方で、適量を越えた「活性酸素」は、他の物質と反応して細胞1つ1つの特性を変えるとともに機能までも低下させ、ついには破壊してしまうという、
プラスとマイナスの要素を持っているのです。

※過剰に作られた「活性酸素」は、鉄が酸素によってさびるように私たちの体(細胞)をもさびさせます。過剰に作られた「活性酸素」はさまざまな病気の原因と言われており、病原菌だけでなく、正常な細胞までも攻撃し、酸化させ、細胞内のDNAを傷つけたりすることで、ガン細胞を発生させることもあるのです。他にもコレステロールや中性脂肪という脂を酸化させることによって血管そのものをもろくしたり、血管をふさぐなどすることで「動脈硬化」「脳梗塞」「心筋梗塞」などの原因にもなったりします。

【活性酸素の発生要因】
・喫煙(喫煙者のそばで伏流煙を吸った時)
・日常生活でのストレス
・食品添加物(コンビニ弁当などの加工食品)
・不規則な生活
・飲酒
・農薬などの化学物質(また農薬がかかった野菜など)
・車の排気ガスや工場からの有毒ガスを吸った時
・電磁波(携帯電話、パソコン、電子レンジなど)
・太陽からの紫外線
・激しい運動

 これらの要因によって過剰に「活性酸素」を作り出すことは、私たちの老化のスピードを速めたり、ガンや心疾患、糖尿病などの生活習慣病の原因となり、生命の危険すら引き起こすとても怖い存在でもあるのです。